市況研究社

トウモロコシ相場 2019年8月13日(火)


9月2日レイバーデイに向けた行程(40日目)
本年(2019)の行程
7月4日米独立記念日後~9月2日レイバーデイ=米国穀物の生育時期(growing season
4月20日イースター~7月4日米独立記念日前=米国穀物の作付時期(planting season

米国トウモロコシの主産地で、本年(2019)の8月の降雨は少なく、雨量を記録していない箇所もあるが、日中の最高気温がマイルドで熱波を回避していることによって、大過なく受粉期が経過している。

当社では、8月6日(火)にかけての降雨のあとは、「8月10日(土)~8月12日(月)」にも降雨チャンスがあるとお伝えしてきました。

8月6日(火)にかけての降雨はマバラで小量であったが、8月10日(土)から11日(日)の降雨は、予想以上の地域で雨量を記録した可能性が高い。この点は、このあと米国生産者の報告で確認したいと思います。

成育時期のトウモロコシは引き続き雨量が必要です。このあと、実際の反収(たんしゅう)が伸びるかどうかは、今後の雨量にも左右されます。当社では、9月2日レイバーデイに向けたプロセスが大事と考えています。

2018/2019市場年度は残すところ3週間足らずです。アジア需要の多くは本年(2019)5月下旬以降、南米産にシフトしており、米国トウモロコシの輸出需要はドラスティックに減少しています。さらに、足もとの7-8月は米国内飼料需要やエタノール需要も減少している公算が大きい。

米農務省の需給見通しや2019/2020市場年度への繰越在庫は大幅に改定される可能性が高い。昨夜の米農務省報告では小幅な改定にとどまっており、このあとさらに需要見通しを引き下げると思います。物事にはそれぞれ、必要とする時間があります。必要とする時間に耐えて、売りの目標を追求することができればよいと考えています。

シカゴ(CBOT)先物

シカゴ(CBOT)期近9月限は、8月30日」が受渡通知初日です。

CBOTトウモロコシ先物 米国現地 2019年8月12日(月)
限月     始値   高値   安値   帳入値  前日比,
09月限 19  409'75  410'00  385'25  385'25  -25'00
12月限 19  417'25  417'75  392'75  392'75  -25'00
03月限 20  427'75  427'75  403'25  403'25  -25'00

CBOTトウモロコシ先物 米国現地 2019年8月9日(金)
限月     始値   高値   安値   帳入値  前日比,
09月限 19  410'75  417'00  407'25  410'25  -0'75
12月限 19  418'25  424'50  415'25  417'75  -0'50
03月限 20  428'25  434'25  425'75  428'25  -0'25

CBOTトウモロコシ先物 米国現地 2019年8月8日(木)
限月     始値   高値   安値   帳入値  前日比,
09月限 19  407'25  412'00  405'50  411'00  +4'50
12月限 19  415'00  419'75  413'00  418'25  +4'25
03月限 20  424'25  429'25  423'00  428'50  +4'75

「オマハ-カウンシルブラフス」のベーシス

当社では、シカゴ(CBOT)トウモロコシ先物を分析するとき「オマハ-カウンシルブラフス」のベーシス水準を感度のよい指標にしています。

(ⅰ)シカゴ(CBOT)先物がファンドの売りによって沈降しても、米中西部供給地の「オマハ-カウンシルブラフス」のベーシス水準が上昇しているときは、シカゴ(CBOT)先物の下値は限定されています。われわれは売りを手仕舞いしておくのが順当です。

(ⅱ)反対に、「オマハ-カウンシルブラフス」のベーシス水準が下落しているときは売りで行くことができる。シカゴ(CBOT)先物でファンドの買いが続き、相場が跳ね上げているときでも、「オマハ-カウンシルブラフス」のベーシス水準が低下しているなら、シカゴ(CBOT)先物の高値に持続力はないので<売り>を追求します。

●「オマハ-カウンシルブラフス」のベーシス下落

#2 黄トウモロコシ
      U=2019年9月限
日付    シカゴ基準限月 オマハ現物    ベーシス

8/13 2019
8/12 2019  3.8525 U   3.80-3.81    -5U -4U dn 1-dn 4

8/09 2019  4.1025 U   4.06-4.10    -4U  0U unch
8/08 2019  4.1100 U   4.07-4.11    -4U  0U unch
8/07 2019  4.0650 U   4.03-4.07    -4U  0U dn 4-unch
8/06 2019  4.0400 U   4.04       0U    unch-dn 6
8/05 2019  4.0525 U   4.05-4.11    0U +6U unch-dn 2

8/02 2019  3.9950 U   4.00-4.08    0U +8U unch-dn 1
8/01 2019  3.9275 U   3.93-4.02    0U +9U unch
7/31 2019  4.0025 U   4.00-4.09    0U +9U unch-dn 1
7/30 2019  4.1125 U   4.11-4.21    0U +10U unch
7/29 2019  4.1700 U   4.17-4.27    0U +10U dn 4-dn 3

7/26 2019  4.1450 U   4.19-4.28    +4U +13U unch
7/25 2019  4.1850 U   4.23-4.32    +4U +13U dn 3-unch
7/24 2019  4.2400 U   4.31-4.37    +7U +13U up 1-unch
7/23 2019  4.2550 U   4.32-4.39    +6U +13U unch-up 3
7/22 2019  4.2225 U   4.28-4.32    +6U +10U unch

7/19 2019  4.3075 U   4.37-4.41    +6U +10U unch
7/18 2019  4.2450 U   4.31-4.35    +6U +10U dn 2-unch
7/17 2019  4.3600 U   4.44-4.46    +8U +10U up 1-unch
7/16 2019  4.3525 U   4.42-4.45    +7U +10U unch
7/15 2019  4.4100 U   4.48-4.51    +7U +10U unch

7/12 2019  4.5425 U   4.61-4.64    +7U +10U up 2-unch
7/11 2019  4.4425 U   4.49-4.54    +5U +10U up 2-unch
7/10 2019  4.3500 U   4.38-4.45    +3U +10U up 3
7/09 2019  4.3250 U   4.33-4.40    0U +7U unch
7/08 2019  4.3950 U   4.40-4.47    0U +7U up 2-unch