市況研究社

外為市場 2019年3月11日(月)

本年(2019)1-3月相場は(ⅰ)米中の通商協議や(ⅱ)英国のEU離脱が焦点となっています。

今週3月12日~14日は、英国のEU離脱に関して3つの採択が予定されている。メイ首相は3月12日に「意味のある投票」を下院で行うとしている。下院議員たちが協定を支持すれば、2週間後の3月29日には「合意があるEU離脱」ができる。これが否決された場合は、翌日13日に「合意なき離脱を支持するかどうか」を下院で採決する。もし「合意なき離脱」が支持されれば、英国は3月29日に「合意のないEU離脱」に進む。「合意なき離脱」が否決されたときは、下院は3月14日までに「離脱を延期するかどうか」をさらに採決する。

しかしながら、市場人気は「米中合意は進展するもの」と期待しており、「英国のEU離脱期限は6月末あたりに延期される」と思惑している。

市場の慣れ、あるいは市場の慢心

為替や株式市場の反応は、それらをリスクとは認識していないようにみえる。あるいは、リスクに対して寛容になったのか? 市場の思惑人気はこれらに慣れてきており、ある人の言葉を借りると<ちょっと慢心している>のではないかと思います。

その結果、2月中旬以降の外為市場では、米国債の利回り低下に対して反応が鈍い。円高に進んでよい場面で足踏みしている。

●為替(ドル円)

2月14-15日以降の外為市場は、米国債の利回り低下に対して反応が鈍い。そういう雰囲気がまだ続いています。

本日3月11日(月)の東京為替は「1ドル=111.20-111.00-110.80円」レンジで揉み合っていますが、市場の雰囲気とか気分は「米ドル買い」に傾いている。

<米2年債、10年債利回りと「ドル円」
米国    米10年債  米2年債   日本
日付     利回り  利回り   日付    東京仲値

03/08(19)  2.62   2.45   03/11   110.95円

03/07(19)  2.64   2.47   03/08   111.58円
03/06(19)  2.69   2.52   03/07   111.67円
03/05(19)  2.72   2.55   03/06   111.74円
03/04(19)  2.72   2.55   03/05   111.91円
03/01(19)  2.76   2.55   03/04   112.03円

02/28(19)  2.73   2.52   03/01   111.54円
02/27(19)  2.69   2.50   02/28   110.87円
02/26(19)  2.64   2.48   02/27   110.59円
02/25(19)  2.67   2.51   02/26   111.01円
02/22(19)  2.65   2.48   02/25   110.78円

02/21(19)  2.69   2.53   02/22   110.78円
02/20(19)  2.65   2.50   02/21   110.70円
02/19(19)  2.65   2.50   02/20   110.75円