市況研究社

原油相場 2019年7月1日(月)


6月28日(金)のシンガポール時間午後4時30分(東京時間午後5時30分)の査定価格で、6月一カ月間の平均値が確定した。わが国石油会社の購入原油価格の基準です。

2019年6月 プラッツ・ドバイ原油の平均値       61.759ドル
2019年6月 DMEオマーン原油マーカープライスの平均値 61.720ドル
2019年6月 ドバイおよびオマーン原油の平均値     61.739ドル
2019年6月 東京仲値の平均値         1ドル=108.12円
TOCOMドバイ原油 2019年6月限の最終決済価格    42,000円/KL

サウジアラビアのアジア向け原油輸出価格(6月ターム本船渡し)
アラブ・スーパーライト  61.739ドル+4.55 = 66.289ドル
アラブ・エキストラライト 61.739ドル+2.70 = 64.439ドル
アラブ・ライト      61.739ドル+2.10 = 63.839ドル
アラブ・ミディアム    61.739ドル+1.45 = 63.189ドル
アラブ・ヘビー      61.739ドル+0.15 = 61.889ドル

●前月と比較

2019年5月 プラッツ・ドバイ原油の平均値       69.375ドル
2019年5月 DMEオマーン原油マーカープライスの平均値 69.988ドル
2019年5月 ドバイおよびオマーン原油の平均値     69.682ドル
2019年5月 東京仲値の平均値         1ドル=109.86円
TOCOMドバイ原油 2019年5月限の最終決済価格    47,930円/KL

サウジアラビアのアジア向け原油輸出価格(5月ターム本船渡し)
アラブ・スーパーライト  69.682ドル+3.35 = 73.032ドル
アラブ・エキストラライト 69.682ドル+1.70 = 71.382ドル
アラブ・ライト      69.682ドル+1.40 = 71.082ドル
アラブ・ミディアム    69.682ドル+1.05 = 70.732ドル
アラブ・ヘビー      69.682ドル-0.25 = 69.432ドル

本日7月1日(月)の「株高」「円安」「原油高」の思惑

「日本経済新聞」の物の見かたは、世間の人の見かたと同じです。

「日本経済新聞」は本日7月1日(月)の朝刊3面で『米中協議再開 株高・円安の公算』と報じています。

「日本経済新聞」の要点を下に抜粋します。

「6月29日の米中首脳会談で貿易協議の再開が確認され、貿易摩擦の悪化は回避された。
「週明けの市場ではひとまず安心感が広がり、株高や円安が進みそうだ。
「6月30日に米朝首脳が電撃的に会談したことも、東アジアの地政学リスクの緩和につながり、市場には追い風となりそうだ。
「米国は3000億ドル(約33兆円)の中国製品を対象にした追加関税を先送りし、途絶えていた協議再開で合意した。これを受け、週明けは株高を予想する声が多い。
「米中首脳会談前に広がった投資家の様子見も払拭されそうだ。
「株高とともにリスク回避の円買いも弱まり、円安が進みそうだ。
「7月1日は日銀が6月全国企業短期経済観測調査(短観)を発表し、7月5日には6月の米雇用統計の発表を控える。国内外の経済指標も各国中央銀行の政策と為替・株式市場に影響を与えそうだ。

●当社の立場 

本日7月1日(月)の外為、株式、さらに原油市場は「米中協議再開」などを「買い材料」に動く可能性が高い。「日本経済新聞」朝刊記事は、そうした思惑を表しています。

そういう思惑が地球を2~3周する可能性があるので、先回りすることなく、また追従することもなく、その反応や連鎖反応を見たいと考えています。本日7月1日(月)のアジア市場の中東原油は、予想せずに見守るつもりです。月始めは、わが国石油会社の原油調達も少ないと思います。

一方、中期的な見通しは<景気サイクル終盤の金融不均衡>に注意をはらっています。

金融不均衡が底流しているので、為替でも株式でも、原油でも、物事は一直線ではありません。