原油相場 ドバイ原油 2020年1月査定価格
【2020年2月1日(土)】 1月31日(火)のシンガポール時間午後4時30分(東京時間午後5時30分)の査定価格で、1月一カ月間の平均値が確定した。わが国石油会社の購入原油価格の基準です。
2020年1月の月間基準値
2020年1月 プラッツ・ドバイ原油の平均値 64.286ドル
2020年1月 オマーン原油マーカープライスの平均値 64.892ドル
2020年1月 ドバイおよびオマーン原油の平均値 64.589ドル
2020年1月 東京仲値の平均値 1ドル=109.38円
TOCOMドバイ原油 2020年1月限の最終決済価格 44,220円/KL
サウジアラビアのアジア向け1月ターム本船渡し価格
アラブ・スーパーライト 64.589ドル+8.45 = 73.039ドル
アラブ・エキストラライト 64.589ドル+5.80 = 70.389ドル
アラブ・ライト 64.589ドル+3.70 = 68.289ドル
アラブ・ミディアム 64.589ドル+2.05 = 66.639ドル
アラブ・ヘビー 64.589ドル-0.15 = 64.439ドル
わが国石油会社の購入原油価格(本船渡し)は、上の価格フォーミュラを見ればわかるように、2つの構成要素で成り立っている。アジア向け輸出価格は「オマーン原油あるいはドバイ原油の1カ月間の平均値」を基準に、「各油種の調整項」を加減して確定する。
本年(2020)1月のように軽質油種の調整項が大幅に引き上げられているときは、わが国石油会社の調達価格は期待するほど下がらない。現状からすると、わが国通関統計で、原油輸入CIF価格の下落を確認するのは「3月」です。
前月と比較
2019年12月の月間基準値
2019年12月 プラッツ・ドバイ原油の平均値 64.889ドル
2019年12月 DMEオマーン原油マーカープライスの平均値 65.485ドル
2019年12月 ドバイおよびオマーン原油の平均値
65.187ドル
2019年12月 東京仲値の平均値 1ドル=109.24円
TOCOMドバイ原油 2019年12月限の最終決済価格 44,580円/KL
サウジアラビアのアジア向け12月ターム本船渡し価格
アラブ・スーパーライト 65.187ドル+6.75 = 71.937ドル
アラブ・エキストラライト 65.187ドル+5.10 = 70.287ドル
アラブ・ライト 65.187ドル+3.40 = 68.587ドル
アラブ・ミディアム 65.187ドル+2.15 = 67.337ドル
アラブ・ヘビー 65.187ドル+0.45 = 65.637ドル